新築マンションの長寿命化は、時代の流れです。耐震強度なども厳しい審査が行なわれていると同時に、建材も進歩し、建物の診断技術も改善されてきました。中古マンションのなかには、一部にもメンテナンスのよいものがありますが、中古マンションよりも耐震性の点では、新築マンションのほうが信頼できることが多いようです。専門家の話では、新築マンションは、メンテナンスを正しく行なっていけば100年でも維持出来ます。
新築マンションは、度重なる建築基準法改正という流れのなかで、次第に厳しい建築確認審査を受けて、結果的な耐久性を増したといえるでしょう。また、マンション管理のノウハウが明確になり、日常的なメンテナンスのメニューや予算も新築マンションの規模にあわせて積算されるようになり、修繕積立金などもそれにふさわしいものになりました。
新築マンションでは、すでにメンテナンスのノウハウの蓄積のもとに、すすめられており、もともとの構造や施工が良質な新築マンションは、さらに寿命を伸ばす可能性もあります。問題が起きればその都度対応するというメンテナンスの基本を守れば、中古物件と比べれば、高品質である新築マンションは、その特質を活かして、さらに寿命を伸ばすことができるというわけです。
新築マンションを選ぶ時は、このような周辺環境についてもよく調べておくことも大切でしょう。そのためには、築年数10年程度のマンションを周辺で探して、外壁の状況などを調べてみるとよいでしょう。中古物件の情報で、周辺のマンションを調べて実際に見ておくとよいかもしれません。周辺の中古マンションも、メンテナンスのよいものと悪いもので差がでているはずです。新築マンションを購入する時には、このような街全体の観察も大切です。
新築マンションの長寿命化によって、必要がなくなった時に次の世代に受け継いだり、誰かに貸したり、転売したりできる可能性が高まりました。一般に35年程度しかもたないマンションは、売れない、貸せない物件といわれています。一方、60年以上使えそうな物件では、転売や賃貸への転用も可能だというのです。古い物件のなかにもそのようなものがあります。新築マンションとなれば、転売目的で購入する人もいるなど、資産価値はますます高まりそうです。